小樽市内感染拡大止らず 一部市有施設利用制限

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の適用を受ける地域に住んでいる人に対して、区域外の不要不急の往来自粛が要請されることを踏まえ、小樽市は、5月11日(火)から所有施設の利用を制限するとした。

 

 同感染症の感染拡大が止らず、4都府県に出された緊急事態宣言の期限を5月末まで延長され、さらに2県を対象に加え、北海道はまん延防止等重点措置の適用を受け、小樽市でも約60施設で入場制限を行い、それぞれの施設の入口に張り紙で周知を図り、1人ずつに住所を確認するのではなく、自己判断に任せるとした。

 

 市民会館(花園5)や市民センター(色内2)・公会堂(花園5)・おたるマリン広場(港町5)については、すでに予約済みで延期等の対応が出来ない場合は利用可能とする。

 

 小樽市総合博物館運河館(色内2)は11日(火)~31日(月)。初日の11日は、入口にその旨が書かれたポスターを掲示したが、特にトラブルはなく、開催中の企画展は続行している。

 

 12日(水)まで休館中の小樽美術館では、13日(木)~31日(月)に利用制限とするため、入口2ヶ所とチケット売場にも、利用制限を知らせるA3サイズのポスターを掲示する予定。

 

 市民ギャラリーの平塚ケイ素個展「あまりにも簡単なこの宇宙のレギュレーションと人間精神の意思の保持」は、今のところ予定通り14日(金)~16日(日)に開催する。

 

 クラスター発生した小樽桜陽高校は、第60回記念春季高等学校野球大会小樽支部予選への出場を辞退。11日の第2試合に対戦する予定だった小樽水産高校が不戦勝となった。

 

 また、市公園緑地課が行う「花壇ボランティア」は、昨年に続き中止とした。

 

 ◎小樽市有施設の一部利用制限について(外部)