Chromebook使い方講習 望洋台中学校

 小樽市立望洋台中学校(望洋台3・伊藤仁弥校長)では、4月27日(火)と30日(金)の2日間にわたり、技術の授業でChromebookの使い方講習を実施。

 

 学年ごとに体育館に集まり、教育委員会により全生徒分準備されたコンピュータ端末の使い方を学んだ。

 

 27日に、1人ずつに1端末を割り当てられた生徒たちが、スクリーンを用いた説明を受けながら、QRコードを用いたログインやカメラの使用、プレゼンテーションアプリのスライドの使用方法を学んだ。

 

 30日には、生徒たちがそれぞれのクラスルームに入室し、参加している者全員が同じ画面に書き込みができるジャムボードや、アンケートをその場で集計できるフォームなどを、実際に使いながら学んだ。また、生徒が家庭でリモート授業を受けるようなことが起きた時に、有効使用されるグーグルミートも実際に体験。(写真提供:望洋台中学校)

 

 生徒のアンケート結果によると、今回使用のアプリケーションについて、ほとんどの生徒が「使いこなせた」と回答していた。

 

 また、1年生男子は「色々なことができることが分かった」、2年生男子は「使っていると楽しいので授業でも楽しく使いたい」、3年生女子は「授業で使われるようになれば、動画などが見やすくなるし、それ以外もとても便利になると思った。早く他の授業でも使ってみたい」と前向きな言葉が出ていた。

 

 指導した技術科の柴田靖士教諭によると、「生徒たちは新しい機器にもよく対応して、集中して授業に臨んでいた。各授業でさらに様々な使用の仕方が考えられるが、まずは使い方の基本的な部分について、生徒たちは理解してくれたと思う」と述べた。

 

 伊藤仁弥校長は、「事前に、校内のICT教育推進委員会により職員研修を行うなど、本日の準備を進めてきた。本日の実践は、今後の取り組みの推進に向け大きな成果である」と語った。

 

 同校では、各授業でのより充実した端末の活用を目指すとともに、リモート授業などにも対応できるよう整備を進めていくとしている。