特殊詐欺被害防止 イオン小樽前で啓発活動

 小樽警察署(富岡1)は、犯罪が増加する時期に防犯意識を高める、2021(令和3)年春の地域安全運動期間(5月11日~20日)に合わせ、5月18日(火)10:00からイオン小樽(築港11)前で、特殊詐欺被害防止の街頭啓発を実施した。

 

 子どもと女性の犯罪被害防止・特殊詐欺の被害防止、新型コロナウイルス感染症対策に乗じた犯罪の被害防止を重点項目に掲げた。

 

 同署の坂井慎太郎生活安全係長ら3名が、特殊詐欺防止を伝えるのぼりやマスク入りの配布物100部を、買物客らに配布し詐欺被害に遭わないように呼びかけた。

 

 依然、詐欺被害は減少していないのが現状で、還付金がある・キャッシュカードが不正に使われているなど、詐欺の予兆電話が毎日ように発生している。

 

 17日(月)から、新型コロナウイルスの接種予約も始まり、アンケートなどと称して個人情報を聞き出そうとしたり、優先的に接種が受けられるなどと言って金を要求する不審電話が確認されている。

 

 電話やメールなどで個人情報を教えない、ワクチン接種は無料で受けられ、金を要求されるのは詐欺だと認識し、1人で判断せずに、家族や警察への相談を呼びかけた。0134-27-0110 小樽警察署

 

 坂井課長は、「詐欺に遭わないように、家族にぜひ伝えたもらいたい」と話した。

 

 ◎小樽警察署(外部)

 ◎関連記事