小樽市内新型コロナ 新規陽性27名・変異疑い20名 集団感染増

 小樽市(迫俊哉市長)は、5月19日(水)に、市内1007例目〜1033例目(道内31919例目〜31945例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者27名と、これまで公表した中に新たに変異株の疑いがある20名、新たに市内飲食店で16名のクラスターを確認したと、20日(木)15:00に発表。

 

 本日公表の27名のうち、市内1027例目・1032例目は感染経路不明。濃厚接触者をそれぞれ特定し検査中。残りの25名は市内外の陽性患者の濃厚接触者。重症・死亡なし。

 

 20例目となるカラオケを伴う市内飲食店では、特定した濃厚接触者23名の検査を実施し、利用者16名に感染が分かった。経営者1名と利用者22名の合わせて23名。感染力の強いことから、変異株であることが想像される。

 

 利用者のほとんどが重症化のリスクが高い70歳以上で、長時間の利用とマスク不着用という状況で、感染防止対策が不十分だと分かった。

 

 17例目の高齢者施設と18例目の桜陽高校、19例目の食品製造会社の新規陽性者はなく、桜陽高校は14日(金)いっぱいで収束となり、17日(月)から通常通りとなっている。

 

 現在、変異株確定者13名で、変異株疑いは、本日の20名の発表と合わせ130名に。陽性者の6~7割程度が変異株疑いとなっている。

 

 小樽市における現検査状況は、累計20,470名のうち陽性者1,033名。陽性者のうち入院中36名・宿泊療養施設20名・自宅・施設療養32名・宿泊療養等調整中35名、陰性確認済等868名、死亡42名。

 

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎5月20日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎5月20日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎新型コロナウイルス感染症変異株の市内発生状況(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

 ◎関連記事