小樽市内新型コロナ 新規陽性9名・変異株疑い6名、クラスター4名増

 小樽市(迫俊哉市長)は、5月22日(土)に、市内1082例目〜1090例目(道内33987例目〜33995例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者9名と、これまで公表した中に新たに変異株の疑いがある6名、クラスターで4名の増加と死亡1名を確認したと、23日(日)15:00に発表。

 

 本日公表の9名のうち、市内1080例目と1090例目は感染経路不明。濃厚接触者をそれぞれ特定調査中。残りの7名は市内の陽性患者の濃厚接触者で、家族間やクラスター関連。

 重症なし。中等症の患者で、5月16日(日)以来の死亡1名となった。市内では43名の死亡となる。

 

 クラスター21例目となる市内介護事業所では、本日さらに利用者2名の陽性を確認。職員2名と利用者18名の合わせて20名となった。20例目となるカラオケを伴う市内飲食店でも利用者2名に感染が分かり、経営者1名と利用者33名の合わせて34名に。

 

 17例目の高齢者施設と19例目の食品製造会社の新規陽性者はなく、現地点ではまだ収束も未定。

 

 現在、変異株確定者13名で、本日の変異株疑い6名の発表と合わせ162名に。

 

 17日(月)~23日(日)の新規陽性者数は117人。過去に、2月1日の週122人、1月12日の週118人と多い週もあったが、今回も多かった。

 

 保健所では、「これまで発生したクラスターほど大きいクラスターではないが、濃厚接触者で家族間の感染が増えていることが要因のひとつと思われる。特定措置区域となり、道の方からの要請を、ぜひ守っていただきたい」と話している。

 

 小樽市における現検査状況は、累計20,940名のうち陽性者1,090名。陽性者のうち入院中46名・宿泊療養施設20名・自宅・施設療養56名・宿泊療養等調整中27名、陰性確認済等888名、死亡43名。

 

 ◎5月21日市長緊急メッセージ〜高齢者の皆さんへ(YouTube)

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