小樽祝津産ホタテブランド化 飲食店フェア参加店募集

 祝津産の魅力あるホタテをブランド化しようと、市内17団体を集め、小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会(久末智章実行委員長)を立ち上げ、小樽を盛り上げる事業の準備を進めている。

 

 観光庁の地域の観光の磨き上げを通じた域内連携推進に向けた実証事業(1,200万円)の採択を受け、祝津産ホタテは、道内最高級品質と評され、漁獲量・金額ともに市内漁業のトップ水準となっていることに注目し、小樽経済の立て直しを図るとし、久末実行委員長は、「6次産業を盛り上げ、小樽のホタテの美味しさを伝え、小樽の経済を1日も早く戻どしたい」と意欲を示した。

 

 同実行委員会・高野宏康事業推進ディレクター(小樽商科大学グローカル戦略推進センター地域経済研究部学術研究員)によると、ホタテは、明治から昭和初期にかけて、ニシンとともに獲れていたが、獲り尽くして一端途絶えたが、1982(昭和57)年に養殖の事業化に成功。以後、成長を続け、稚魚の出荷が中心なり、漁獲量・金額ともに市内漁業のトップとなったという。

 

 同氏は、「小樽産のホタテは、圧倒的な力と魅力的な歴史的ストーリーを持つ小樽の一大産業で、大きな可能性がある」と期待を寄せている。

 

 ホタテは、生・焼く・蒸す・揚げるなど、多彩な調理法で味わえ、4月から11月頃まで8か月以上出荷でき、長期間旬の味が楽しめ、稚貝だけではなく成貝も安定供給できる祝津産のホタテを、観光客にももっと知って食べてもらおうと、小樽とホタテを掛け合わせて「おタテ」とネーミングしてブランド化を目指す。

 

 市民をはじめ、幅広い層の人にも「小樽祝津産ホタテ」を知ってもらおうと、9月4日(土)~10月3日(日)の1ヶ月間、おタテ(ホタテ)飲食フェアを開催し、ホタテを活用したオリジナルメニューを提供する市内飲食店100店舗を募集する。締切は7月16日(金・必着)。100店舗以上応募があった場合は、抽選となる。

 

 参加店舗が決まり次第、説明会を開き、ガイドブック10,000部を作成し、参加店舗が提供するホタテメニューを無料掲載し、期間中、参加店舗には、祝津産の成貝を1週間で100個まで、4週間で400個までを無料で提供。

 

 「おタテ」のロゴマークを使い、のぼりやポスター・チラシの作成でフェアをPR。また、ホタテ漁場での作業風景など、ドキュメンタリー風の動画を制作し、ホタテの魅力を伝える。

 

 10月には、同フェアを盛り上げるイベントとして、祝津前浜を会場に祭りを予定している。(写真提供:小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会)

 

 ◎「おタテ」ブランド化推進プロジェクト(外部)