新鮮で安心安価 小樽都通り商店街で土曜市

 小樽都通り商店街では、毎週土曜日の11:00〜13:00(売り切れ次第終了)に、ココカラファイン〜かなるの間で、北後志の新規就農者で集まるしりべしなんでも百姓くらぶ(村上順一代表)のメンバー等による無農薬野菜即売会・土曜市が開かれている。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用で密にならないように感染対策を施しながら、5月8日(土)から11月中旬まで、無農薬野菜や山菜・平飼い卵・ジャムやはちみつなどを、生産者が産地直送で土曜日に販売する人気のマルシェだ。

 

 7月3日(土)は、余市や積丹などから8件が集まり、無農薬で丹精込めて育てた採れたて野菜等を広げ、お目当ての品々を買い求める人で賑わっていた。本日からワインが登場し、土曜市初めてのアルコール販売となった。

 

 5年前から土曜市に参加している余市町登町で果樹園を営む森羅郷の笠井行雄さんが育てたナイヤガラを、同地区2件のワイナリーで醸造したもので、アルコール度数8%の辛口スパークリングワイン2種類を限定12本ずつ販売。ほかにもブルーベリーやフランボワーズ等の手作りジャムも並んだ。

 

 積丹町の農園からはニンニクやキャベツ・レタスなどの葉物、余市有機農園えこふぁーむでは、先週から無農薬のさくらんぼを販売開始した。

 

 大根やラディッシュ・ピーマンなど新鮮野菜が並び、多くの買い物客が訪れていた。

 

 同商店街無農薬野菜即売会実行委員会の鈴木創実行委員長(同商店街振興組合理事長)は、「本日からワインが販売されるなど、最近では加工品が増えてきている。2代目に代わりつつあり、扱う品にも変化がある」と話し、マイバック持参の協力も呼び掛けていた。

 

 この他に、同商店街のモード前で、今週月曜日から、和(KAZU)三浦和枝代表も、手作りの夏用マスクやマスクケース等の手芸品を販売し、クラフト商品を販売する人も集まり、平日よりも人通りが多かった。

 

 ◎小樽都通り商店街公式HP(外部)

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