おたる潮まつり“Zoom潮音頭” 梁川通商店街

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、第55回おたる潮まつりの開催が縮小を余儀なくされたが、潮音頭で小樽ならではの夏を体感し、人々の心もひとつになれたらと、同実行委員会公式プログラム「Zoom潮音頭2021」を実施している。

 

 おたる潮まつり実行委員会ねりこみ委員の藤間扇久華さんが中心となり、株式会社北海道時事放声社・森元祐介社長がホスト(発信)を担当し、同まつりの縮小が決まった直後の4月29日〜7月25日の26日間で実施を予定している。

 

 昨年の第54回目も「Zoom潮音頭」を開催し、26日間で延べ416人が参加した。

 

 7月8日(木)17:30からは、まつりの開催を知らせるふれこみの出発地点でもあり、まつり一色に染まり賑わう梁川通商店街等で実施された。

 

 あいにくの雨となり、屋外での実施を断念。振り付けを考案した運河画廊の藤間扇玉さん、扇久華委員、aith ART HAIRオーナーで同商店街の大澤尚詞理事長とそば店やま安の安藤彰啓店主は家族とともに、各商店街店主ほか、バミコの塚田由美子オーナー、ルナパーク黒松真由美さん、小樽美容協会本間さんなどが同そば店に集まり、市外からは、自主トレを重ねて喜茂別町丹保さんが3回目の参加となった。

 

 おたる潮音頭と潮踊り唄を、それぞれが思いを込めて一斉に踊り、最後に、「コロナに負けるな、小樽がんばろう!」と言い、心をひとつにした。

 

 安藤店主は、「このご時世、まつりができない状況だが、まつりの火を消さないで続けていれば、いつか熱気ある踊りを踊ることができる時が来る」と話した。

 

 扇久華さんは、「商店街でできて良かった。ここは、ふれこみがスタートして通るところで、やま安のお母さんが踊ったことがないと聞き、忙しく仕事をしながら送り出したり見守ったりする人が、今日は踊れたのが良かった」と話した。

 

 今後は、7月10日(土)14:45、12日(月)14:45、15日(木)10:45、18日(日)11:15、21日(水)17:30、23日(金)16:30、24日(土)10:00と17:30、25日(日)11:00。

 

 参加希望者は、申込みは、事前にメールで、名前や勤務先・団体名などをあわせて伝えると、Zoom参加用のURLが送られてくる。

 

 ◎【Zoom潮音頭】実施日程(外部)

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