小樽観測史上初の36.2℃ 酷暑の夏

 高気圧と台風の影響で、7月28日(水)の北海道では、厳しい暑さに見舞われ、連日、酷暑の夏が続き、記録的な高い気温となった。

 

 小樽でも、平年より10.4℃も高い36.2℃(13:53)の猛暑日を観測し、観測史上(1943年1月以降)最も高い気温を観測した。

 

 道内173地点で、江丹別の37.6℃(14:43)が最も高く、35℃以上の猛暑日を観測したのは37地点もあり、30℃以上の真夏日を観測したのは114地点にも及んだ。

 

 運河公園の休憩棟と遊戯棟は、9:00〜17:00に開放しているため、子どもたちが訪れている。石造り倉庫の休憩棟は涼しくて、暑い日は憩いの場所になっている。

 

 運河クルーズの乗客は、日差しを避ける工夫をしながら乗船し、小樽の夏を満喫していた。

 

 札幌管区気象台では、この先、2週間は気温の高い日を予想。29日(木)も晴の日が続き、気温も30℃まで上がる見込み。

 

 小樽市保健所では、気温32℃・海水温25℃が予想される28日(水)10:00〜30日(金)10:00に、食中毒警報第7号を発令した。

 

 調理前後の手洗い、食品は冷蔵庫に入れ、生鮮食品は早く調理し、充分加熱し早めに食べる。調理器具の洗浄・殺菌を励行するなど、注意を呼び掛けた。

 

 ◎2021年7月28日北海道の最高気温高いほうから(外部)