小樽市立潮見台中グランド測量 未来創造高校生

 小樽未来創造高校の建設同好会の生徒3名が、8月17日(火)15:30から、小樽市立潮見台中学校(潮見台1・加藤俊明校長)でグラウンドの出前測量を行った。

 

 6月26日(土)に、日本道路とみかみ建設が、同校グラウンド整備をボランティアで実施し、でこぼこしていた地面が綺麗に平らになったのを機に、体育担当教諭からグラウンドポイントマークの話があり、谷口剛教頭が、同高校の出前測量を思い出して依頼したところ、快く引き受けてくれたという。

 

 谷口教頭は、「体育授業はもちろん、部活動でもグラウンドを活用している。ポイントがあればとの要望に応えてくれてとてもありがたい」と感謝した。

 

 作業には、同校建築システム科の建築同好会3名と教員2名が参加し、水平角度や距離を測る機器「トータルステーション」を使い、トラバース測量で21のポイントを計った。日頃から授業で専用機器を使いこなしているため、手際良く作業が進められた。

 

 初日の作業終了後、3名の生徒は、「人が使うところなので正確さが問われる。大変だと思うこともあるが、測量大会などで成果を出せる楽しみもあり、ぜひ同校へ来てもらい、一緒に測量しましょう」と話した。

 

 建設同好会は、測量大会(今年は函館で実施)や市内小中学校への出前測量のボランティア活動を実施。小学校では運動会のライン引きを行い、地域貢献と実践による技術を磨くための活動を行っている。

 

 26日(木)にはポイントを設置する作業を行い、出前測量は完了となる。

 

 ◎北海道小樽未来創造高等学校〜建設同好会(外部)