小樽図書館へ14冊寄贈 コカ・コーラボトリング

 北海道コカ・コーラボトリング株式会社(佐々木康行代表取締役社長)は、市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)正面玄関前に設置している、清涼飲料水の自動販売機の売上の一部から、図書14冊・21,240円相当を寄贈し、8月24日(火)11:00から贈呈式を行った。

 

 営業総括本部エリア営業本部の高桑慎吾道南営業部長と伊深勝弘小樽営業課長、鈴木館長らが出席した。

 

 2010(平成22)年6月に自動販売機を設置後、1本の売上につき10円の寄贈を行い、11回の取り組みでこれまでに290冊・444,320円相当にも及ぶ。

 

 2020(令和2)年4月1日〜2021(令和3)年3月31日は、コロナ禍で50日ほどの閉館があり、滞在時間の制限などから飲料水の売上も前年の半分にまで落ち込んでいる。

 

 高桑部長は、「厳しい状況ではあるができることを日々活動し、例年の半分になったが止むを得ない。市民の売上あってこその取り組み。“北の大地とともに”をスローガンに、道産子企業として、市民の皆さんに恩返しできる活動をしていきたい。時代の変化に適応したコンセプトで興味深い本が多い」と話した。

 

 鈴木館長は、「9月12日まで休館中で、すぐには借りることはできないが、予約はできる。今回の本のテーマは、“考え方を変えてみる”で、コロナ禍で生き方や新しい生活、体験が続き、この状況の中で市民に本を届けたいと考えて選んだ。これからもよろしくお願いしたい」と感謝した。

 

 今回選んだ14冊は、子育ては大変だけど、意外と短いもので、不安な時代ではあるが、こうしてみたらと提案する「不安な時代に踏み出すための“だったらこうしてみたら?”」や、「それ、勝手な決めつけかもよ?だれかの正解にしばられない“解釈”の練習」など。

 

 同館は、まん延防止等重点措置の適用で、9月12日(日)まで休館のため、HPからの予約で対応している。

 ◎市立小樽図書館(外部)

 ◎北海道コカ・コーラボトリング株式会社(外部)

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