「小樽写真散歩」by akemi iwata《赤井川ひまわり満開》

 9月4日(土)、カルデラの里・赤井川の農園「エンジョイファームゆめ」(湯澤幸敏代表)では、20万本ものひまわりが満開となり見頃を迎えた。

 

 ひまわりを管理する湯澤代表は、愛知県から赤井川に移住して22年。かぼちゃやじゃがいもの連作障害を防ぎ、緑肥として植えたのが始まりで、現在は主に鑑賞用に植えているという。

 

 6月に種を植えることで開花を9月に遅らせ、まさに今が見頃で、青い空に白い雲、1.5haの広大な土地に一斉に黄色のひまわりが咲く様子は、素晴らしい眺めで、訪れた人々の目を楽しませている。

 

 

 

 太陽の方向を追う性質から「向日葵」と書き、英語では「sunflower」と呼ばれ、1週間ほどで花が散るらしく、雨や風にも弱いという。

 

 「蕾の頃には、朝に東を向き、夕方には西を向く。咲く5日前に東を向いた状態のままとなる」と、湯澤代表から性質を教わった。

 

 現在、20万本ものひまわりは、すべて東を一斉に向いていて、その規則正しさに不思議さを感じる。

 

 

 来週末までが見頃と予想し、徐々に花びらが散り始める。水曜日頃に雨の予報もあるため開花状況は不明だ。

 

 散った後は種が実り、鳥が食べに来るので、そのままにして越冬させるそうだ。奥さんのおもてなしにも心和み、元気がもらえるスポットになっている。