小樽桜陽高校生の無事カエル 北海道中央バスへ

 9月28日(火)14:30から、北海道中央バスおたもい営業所(オタモイ1)を、小樽桜陽高校(長橋3・笈川巧校長)菓子研究同好会の田中めあり部長と中村琉唯副部長、引率の天野俊介教諭と同好会顧問の教諭が訪れ、同会1・2年生10名が作った無事カエル70個に交通安全の思いを込めて作りメッセージを添え、いつもお世話になっている運転手さんへ贈った。

 

 交通事故に遭わずに無事に帰るという思いを込めたマスコット「無事カエル」は、埼玉県の高校生が作り始め、交通安全に合わせた伝統行事となっている。

 

 2012(平成24)年に赴任した教諭がその取り組みを知り、同校でも製作を行い、秋の交通安全に合わせドライバーに配布し始めた。

 

 例年では、秋の交通安全運動に合わせ、街頭啓発ボランティアとして、ドライバーに手渡していたが、昨年に続き、今年もコロナ禍のため配布を中止。

 

 9月に入ってから製作に励み、21日(火)に70個を完成させた緑色のフェルトで作られたカエルには、顔の表情にバリエーションがつけられ、「いつもありがとう」、「これからも安全運転をお願いします」とメッセージが添えられている。

 

 中村聡仁副所長は、「大切に使わせもらい安全運転に努めるよう、これからも頑張ります」と感謝。

 

 田中部長は「あまりない貴重な経験だった」と話し、中村副部長は「いつも私たちを乗せてくれる運転手さん、安全運転をお願いします」と話した。

 

 天野教諭は、「コロナ禍ではあるが、これまでの伝統を途絶えさせないようにと、普段お世話になっている中央バスの運転手さんに渡す初めの試みだった」と話した。

 

 贈られた無事カエルは、随時、運転手67名に配布される。

 

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