小樽市立菁園中3年生 市内18企業で職場体験

 小樽市立菁園中学校(花園5・宮澤知校長)では、3年生約90名を対象とした職場体験を、10月8日(金)に市内18事業所で実施。

 

 職業体験を通じて、自分の職業感を理解し、働く人から働く意義を学ぶことを目的として、生徒は興味がある職種を選択し、学校側が5〜6名を1つの班にして事業所に振り分けた。

 

 土木事業から公共施設・民間住宅の施工まで多岐にわたる、1939(昭和14)年創業の阿部建設(緑1)には、男女5名が参加。

 

 生徒は自宅から直接会社を訪れ、午前中は、屋根の張り替え中の斎場と斜面の造成工事を見学。工事について質問したり、プレハブ事務所や足場を見て廻った。

 

 午後からは、閉校した旧入船小学校で、低区配水池造成工事の現場を見学。

 

 近くに市内で最も大きな配水池があるが、100年以上経過し耐震化等の更新が必要なことから、敷地面積が十分確保できる同校跡地の校舎と体育館を解体し、新たな低区配水池を建設する予定。

 

 はじめに、1秒間に2万6千点の映像を撮影するができるレーザースキャナの説明があり、道路を撮影して橋を設計したり、複雑な形状も計測できるなど様々な用途に導入され、実際に撮影した校舎と校庭の映像をパソコンで見た。

 

 その後、ドローン(無人航空機)の操縦を体験。飛行ルールについて説明があり、時速70㎞の速さで18㎞まで飛ばすことができ、高い建物や地形の測量・工事の進捗状況を見ることに活用し、工事現場では重要や役割を果たしている。

 

 壁などの障害物にぶつからない比較的操作は簡単な構造で、順番に5名全員がコントローラーを操縦し飛行体験した。

 

 同校に在学経験のある男子生徒は、「とても大きなものを人が造るのはすごいと思い、建設の職場体験を希望した。地震があっても崩れない壁や建物が長方形にできるところなどはすごい。ドローンは初めて操作し良い勉強になった」と話した。

 

 同社では、これまで高校生の職場体験を実施していたが、中学生は今回が初めてで、建設業の人出不足もあり、若者に向けてのPRになればと期待を寄せている。

 

 ◎入船小学校跡地の活用方針決定について(外部)

 ◎阿部建設株式会社(外部)