第9回花遊び色遊び 押し花アート展 小樽美術館

 谷岡洋子講師と生徒10名が創り貯めた押し花アート作品70点を一堂に展示した、第9回花遊び 色遊び 押し花アート展が、コロナ禍のため3年ぶりに、11月10日(水)から市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで始まった。

 

 谷岡講師は30年以上も押し花アートに取り組み、現在、富岡生協2階文化教室で月1回押し花教室を開き、指導してから20年もの月日が流れている。

 

 生徒は50〜80歳代の男女10名で、道端や空き地の草花や庭先で育てた花や木の葉を押し花にして、思い思いの構図で自由に創作。70点の魅力溢れる作品が展示され来場者の目を楽しませている。

 

 台紙にするものの素材も和紙や布など様々で、色もグラデーションや一色ものなどから選び、構想を膨らませ用意した花々を配置。

 

 谷岡講師は、春、庭先の桜のつぼみや満開の花を摘み、桜の幹の皮も押して、これから冬を迎える季節に、あえて少しでも明るい気持ちになれるような作品を出展。

 

 札幌在住の長谷川東美さんは同教室に通い8年目。「押し花は生きがい。構図を考えたり楽しい。今回、イチョウの木の皮で鳥に初挑戦。鳥の種類は、自分の記憶の中にある想像で生まれた。クリスマスローズは自宅で育てたもの」と、楽しそうに話した。

 

 谷岡さんは、「コロナ禍で自粛をしているが、押し花アートは気持ちも明るくなると思う。ぜひこの機会に見ていただき、楽しみ癒されてもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 

 第9回花遊び 色遊び 押し花アート展
 11月10日(水)〜14日(日)9:30〜17:00(最終日16:00)
 市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー 入場無料

 

 ◎小樽市〜アーティストバンク(外部)

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