小樽市の青少年健全育成に功績 4個人・1団体顕彰

 小樽市(迫俊哉市長)では、1991(平成3)年から、永年に渡り青少年の育成活動に貢献している指導者及び他の青少年活動の模範となる青少年やその団体を顕彰し、青少年の健全育成の推進を図ることを目的として、2021(令和3)年度も、11月16日(月)11:00から市役所(花園2)3階第1委員会室で顕彰式を行い、4個人と1団体に迫市長から表彰状が手渡された。

 今回分と合わせ個人358名・33団体が顕彰されている。

 

 迫市長は、「時代を担う青少年が安全で健やかに成長することは、私たち共通の願い。昨今では、痛ましい事件や事故が頻繁に起こり、青少年を取り巻く環境には多くの問題を抱えている。

 

 大人がいかにして力を合わせ、青少年を守り育てていかなければならないかが大きな課題となる。学校や家庭・地域・各関係団体の連携を深め、青少年の非行防止と健全育成の取り組みを一層進めて参りたい」と挨拶した。

 

 小樽市総連合町会の堀口雅行会長は、「子どもたちにしっかりと寄り添い、温かいまなざしを持って見守り育成してきた。日々の成長は、すぐには繁栄されるわけではないが、見守る心の愛情と信頼があったからこそ、子どもたちが大きく成長できたと思う」と述べた。

 

 受賞者を代表して、奥沢本町会の小川寿子さんは、「私たちは、個人・団体とそれぞれの立場で、青少年の健全育成と善導活動に力を尽くしてきたとお褒めの言葉をいただいたが、昨今の青少年を取り巻く環境を考えるとまだまだするべきことは沢山あると考える。

 

 この度の授賞を機に、私たち一同はこれまでの経験を活かし、気持ちを新たに地域のけん引役となり、より一層の心豊かにたくましく生きる力を持った青少年の育成に取り組みたい」と謝辞を述べた。

 

 ◎2021(令和3)年度小樽市青少年育成功労者等顕彰者
 個人の部
 新田みどり氏・勝俣信俊氏・小川寿子氏・渡辺由美子氏
 団体の部
 小樽桜柔館(高階大輔代表)

 

 ◎小樽市〜青少年育成功労者及び優良青少年顕彰(外部)

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