小樽市議会 2021(令和3)年度第4回定例会開会

 小樽市(迫俊哉市長)は、12月1日(水)10:00から議場で、2021(令和3)年度小樽市議会第4回定例会を開会。会期を本日から20日(月)までの20日間に決定し、市長提案説明が行われた。

 

 今定例会の提出議案は、2020(令和3)年度小樽市一般会計補正予算などの予算議案4件、条例の一部を改正する条例案6件、公共施設の指定管理者の指定について6件と、本日市長から提出され先議した子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費、共産党から提出された小樽市非核港湾条例案の全18件。

 

 一般会計補正予算の主なものとして、新型コロナウイルスワクチン3回目接種、5歳〜11歳までの接種の新型コロナウイルスワクチン接種事業費、及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費、成人式開催に伴う新型コロナウイルスの抗原検査キット購入費、道営住宅建設に当たり旧色内小学校解体等事業費、低所得世帯への燃料購入費の一部を支援する暖房費緊急支援事業費、施工方法の変更などにより、総工事費や工事期間の延長による重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支社保存修理工事費など、一般会計における補正額は9億2,960万2千円を追加し、633憶2,187万4千円を計上した。

 

 また、議案第17号の一般会計予算において、国が11月26日に閣議決定した新型コロナウイルス感染症対策に対応するため、高校生までの子ども1人当たり5万円を対象となる世帯へ給付する、子育て世帯への臨時特別給付金事業費の事務費700万円を含む5憶9,700万円を計上。本日、先議し可決となった。

 

 迫市長は、「子育て世帯にできるだけ早く支援するため、年内給付に踏み切った」と答弁。

 

 共産党酒井議員から、残りの5万円は現金給付できるのか、DV被害者への周知窓口はどこかの質問に対し、「現金給付の可能性は、国からの情報を注視し、現時点では未定。DV被害者に関しては適切な対応をしたい」と述べた。

 

 なお、10月5日(火)〜8日(金)に決算特別委員会が開かれ、2021(令和3)年度第3回定例会議案第8号ないし議案第20号については、賛成多数で委員長報告通りに認定された。

 

 会派代表質問は、12月6日(月)13:00から議場で予定している。

 

 ◎市議会本会議〜日程・質問通告・提出議案等(外部)

 ◎R031201小樽市議会本会議1(YouTube)

 ◎R031201小樽市議会本会議2(YouTube)