年末食品試買調査 小樽消費者協会

 小樽市消費者協会調査部が中心となり、同協会員10名による年末食品試買調査が12月28日(火)に実施され、市役所(花園2)別館5階生活安全課執務室で、指定商品を持ち寄り計量して調査を行った。

 

 お節料理に使う食材の年末便乗値上げを抑止するために、50年以上も続けられている。

 

 市内の市場とスーパー10店舗に、会員それぞれが担当店舗へ赴き、長ネギ・ほうれん草・大根・三つ葉・竹の子水煮・里芋・ごぼう・人参・みかんの9品目を買い求め、単価内容量の表示・産地・価格動向を調査した。

 

 鶏もも肉・豚肩ロース肉・たまごの3品目については、単価表示や産地・価格動向を見取り調査して報告。

 

 同店舗での調査を11月29日(月)にも実施し、本日の価格と1月前の価格、前年とを比較。

 

 毎年、目立った値上げがあるのは三つ葉で、先月293.3円(100g)だったものが、本日には951.1円(100g)に高騰。前年同月では648.8円(100g)で、昨年よりも高いのが分かる。

 

 他の野菜も前年同月で比較すると、長ねぎ・大根・にんじん・里芋・ごぼうは、やや安くなっている。天気が良く安定した価格になっているという。前月比では、竹の子・ごぼう以外は値上がりしていた。

 

 同協会は、1968(昭和43)年4月に設立され、市役所(花園2)5階小樽・北しりべし消費者センター内を拠点に、後志1市5町村の消費者相談など、消費者被害やトラブルの未然防止に努め、各種団体へ移動消費者教室(出前授業)などの活動を行っている。

 

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