感染対策で龍宮神社初詣!2年ぶりの松前神楽

 小樽市内にある龍宮神社(稲穂3・本間公祐宮司)では、感染対策にしっかりと取り組みながら、2年ぶりに松前神楽や甘酒配布を実施した初詣を予定している。

 

 お札やお守り・破魔矢などの授与は、時期を前倒しにして密集を避ける対策を実施している。

 

 12月31日(金)15:00から大祓祭、23:00から除夜祭、1月1日(土)0:00からは龍神天昇祭を実施し、社殿で子ども5名と大人4名による道無形文化財松前神楽奉納を行い、獅子舞なども行われる。

 

 0:30頃、中学生以上の大人で発足した龍宮奴振り奉納を行い、その後、奴さんの先頭で社殿から境内に下りて、獅子が初詣客の頭を噛みながら健康を祈願し、おみくじ付干支の根付を無料で配布する。110名限定で、寅年の方をはじめ、余裕があれば干支に関係なく配布。

 

 昨年は中止となった甘酒の配布が2年ぶりに復活。材料を祈祷し、健康や幸せを祈願した甘酒が寒い境内で味わえる。

 

 2022(令和4)年元旦限定の御朱印の配布や、金色の布に龍が施され裏面に宮司直筆の龍宮神社と書かれた金運お守りも新登場。

 

 本間宮司は、「小樽の人々は感染対策にしっかりと取り組み、予防の心構えができている状況であることから、甘酒の配布などを開始した。多くの方が来年こそはと多くの願いがあったとしても、コロナ禍であっても、まずは明るい気持ちで前をしっかりと歩んでいける1年であっていただきたい。

 

 稽古に励む子どもたちからは学ぶことも多く、常に新たな気持ちで情熱を持って、いつまでも全力で人生を生きてゆけるように」と願った。

 

 ◎龍宮神社公式ウェブサイト(外部)