新学期の通学路落氷雪事故防止 小樽市除雪対策パトロール

 小樽市除雪対策本部落雪防止班(建設部建築指導課)と小樽市教育委員会は、1月7日(金)、新学期を迎える市内小中学校周辺の通学路で、落氷雪事故が起きないよう、毎年恒例のパトロールを実施。

 

 同防止班2名と教育委員会2名が2班に分かれ、19ヶ所を午前と午後に分けて見回った。

 

 市内中学校は11日(火)から、市内小学校では18日(火)から新学期が始まるのを前に、通学路に面した建物の屋根の雪庇や氷柱など、落ちる恐れがないかどうか、居住者がいる場合は口頭で、空家の場合は空家担当に、すみやかに雪下ろしや除雪排雪などの処置をとるよう指導し、危険と感じる場所には、「落雪危険」の立札の設置を行っている。

 

 山の手小学校付近の入船5丁目で最初のパトロールが行われ、通学路に面した空家の屋根からせり出すように雪庇ができていたため、早速「落雪注意」の立札を立て、通行人に注意を呼びかけていた。

 

 今シーズンの積雪は、根雪が遅かったものの1月7日(金)現在で61cm。歩道横には大きな雪山ができているため、ドライバーも歩行者も注意が必要だ。

 

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