小樽市内26例目のクラスター 新型コロナ新規感染

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月16日(日)に、市内1,567〜1,575例目(道内64,637〜64,645例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者9名を確認したと、17日(月)15:00に発表。軽症または無症状。

 

 本日の9名は市内の陽性患者と接触があり、新成人の陽性者はいない。1月9日(日)〜15日(土)の1週間で、10歳未満〜70歳代68名の新規陽性者を確認している。

 

 9日(日)開催された成人式前後(1/8〜10)で行われた、5名以上の飲食に参加した新成人に感染が広がり、確認作業を行ったところ、新成人の一次会グループは10グループに感染が認められ、利用した16店舗を確認。

 

 二次会以降、同店舗を複数のグループが行き交いして合流するなどの行動が見られ、店ごとではなく、新成人を1つの集団感染として、2021(令和3)年9月15日(水)以来、市内26例目のクラスターの発生を本日公表。1月12日(水)〜16日(日)で、新成人36名・従業員1名の合計37名となった。

 

 消防署朝里出張所の50歳代男性職員が、13日に陽性となった同居家族の濃厚接触者となり、16日PCCR検査を行い陽性が確定。最終勤務日は10日で、業務中、市民との接触はなく、消防体制に支障はないとしている。

 

 これまで小樽市で公表した患者の中に、デルタ株の検査で陰性であった場合に、道立衛生研究所でゲノム解析を実施していたが、15日(土)以前にオミクロン株に感染しているのか疑いのあるものが46例で、16日(日)に4例を確認し、合計50例となった。

 

 小樽市では、成人式前後の大人数での飲食に関連した感染者が複数確認されたことを受け、新成人と受け入れた飲食店関係者で、感染や不安があり検査を希望する人には検査を実施してきたが、これまで約100件の利用があり、すべて陰性を確認し、症状のない人の検査は、18日(火)12:00までの申込で終了することとした。

 

 また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計40,515名のうち陽性者1,575名。陽性者のうち入院中15名・宿泊療養施設13名・自宅・施設療養41名・宿泊療養等調整中26名、陰性確認済等1,424名、死亡56名。

 

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 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月17日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎消防署朝里出張所職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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