小樽市内新型コロナ感染 新規陽性28名を確認

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月18日(火)に、市内1,601〜1,628例目(道内65,977〜66,004例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者28名を確認したと、19日(水)15:00に発表。症状は軽症または無症状。

 

 本日の28名のうち、20名は市内の陽性患者と接触があり、新成人関連の新成人2名と従業員1名も含まれ、残りの8名は感染経路不明で濃厚接触者を調査中。

 

 新成人の市内26例目クラスターは、新成人41名・従業員1名が、本日、新成人2名・従業員1名が増えて、合計45名となった。新成人に関しては検査がほぼ終了しているが、遅い発症もあるという。

 

 また、小樽市潮見台中学校でも18日(火)に教職員2名・生徒3名の陽性が確認され、19日(水)に市内27例目の集団感染(クラスター)を公表した。

 

 患者と接触の可能性がある生徒と教職員に検査を行う予定で、現在、発症について把握できていないため、19日(水)から当面の間、学校閉鎖の措置を取っている。

 

 市内小学校でも、明日公表分として18日(火)に児童の感染を確認し、19日(水)から当面の間、学級閉鎖の措置を取っており、両校とも関係者について調査中。

 

 消防署朝里出張所の20歳代男性職員の感染を確認。16日(日)に発熱し、18日(火)にPCCR検査を行い陽性が確定。最終勤務日は9日(日)で、業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障はないとし、消防署機動2課についての濃厚接触者の検査結果については、現在も検査中。

 

 これまで小樽市で公表した患者の中に、デルタ株の検査で陰性であった場合に、道立衛生研究所でゲノム解析を実施していたが、17日(月)以前にオミクロン株に感染しているのか疑いのあるものが54例で、18日(火)に9例を確認し、合計63例となった。まだ、同研究所からオミクロン株確定連絡は入っていない。

 

 小樽市では、連日、新規陽性者が2ケタ続いていて、先行きが不透明な状態が続いている。

 

 また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計41,287名のうち陽性者1,628名。陽性者のうち入院中17名・宿泊療養施設15名・自宅・施設療養83名・宿泊療養等調整中30名、陰性確認済等1,427名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月19日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎1月19日消防署職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎1月19日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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