小樽市内新型コロナ感染 新規陽性17名

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月23日(日)に、市内1,773〜1,789例目(道内73,424〜73,440例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者17名を確認したと、24日(月)15:00に発表。症状は軽症が16名で無症状1名、重症者はいない。

 

 本日の17名のうち、15名は市内外の陽性患者と接触があり、同居家族間の感染が多い。残りの2名は感染経路不明。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大し新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としている。

 

 新成人の市内26例目クラスターは、23日(日)までの新成人44名・従業員2名・合計46名のまま。市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校も、23日(日)までの教職員5名・生徒16名・合計21名のまま増加はなく、新たに、23日(日)公表の市内28例目となるクラスター・市内建設関係事業所でも増加はなかった。

 

 また、新たに市立潮見台小学校で、市内29例目クラスターとなる教職員1名・児童8名の感染者を確認し、市立花園小学校でも、市内30例目クラスターとなる教職員1名・児童4名の感染者を確認。潮見台小は29日(土)まで、花園小は30日(日)まで、関係学級の閉鎖措置を取っている。

 

 小樽市立病院では、23日(日)に40歳代の看護師1名の新規陽性を確認。20日(木)・21(金)に同居家族の陽性が判明し、22日(土)に発熱・咳・咽頭痛の症状があり、23日(日)に抗原検査で陽性となった。

 

 最終出勤日は18日(火)で、濃厚接触者はなく、診療業務については通常通り実施されている。

 

 先々週の1週間(1/9〜15)は68名、先週1週間(1/16〜22)で190名と2.8倍に増え、保健所では、先が見えない状況が続き、これまで以上に感染対策の徹底を呼びかけている。

 

 また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計42,514名のうち陽性者1,789名。陽性者のうち入院中26名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養188名・宿泊療養等調整中11名、陰性確認済等1,500名、死亡56名。

 

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 ◎1月24日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎1月24日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎1月24日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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