増える新規陽性・クラスター 小樽市内新型コロナ感染

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月24日(月)に、市内1,779〜1,824例目(道内75,013〜75,047例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者35名を確認したと、25日(火)15:00に発表。症状は軽症が32名で無症状3名、重症者はいない。

 

 本日の35名のうち、25名は市内外の陽性患者と接触があり、やはり同居家族間の感染が多い。残りの10名は感染経路不明。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大し新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としている。

 

 新成人の市内26例目クラスターは、25日(火)までの新成人44名・従業員2名・合計46名のまま。市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校も、25日(火)までの教職員5名・生徒16名・合計21名のまま増加はなく、新たに、23日(日)公表の市内28例目となるクラスター・市内建設関係事業所でも増加はなかった。

 

 市内29例目クラスターとなる市立潮見台小学校では、本日教職員1名が増え、教職員2名・児童8名の合計10名となり、市内30例目クラスターとなる市立花園小学校でも、児童3名が増えて、教職員1名・児童7名の合計8名となった。

 

 また、市内小学校2校でも感染者を確認。両校とも1月25日(火)〜31日(月)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については現在調査中。

 

 本日新たに市内医療機関において、市内31例目のクラスターとなる職員5名の感染を公表。濃厚接触者の検査は終え、1月23日(日)から25日(火)までの10日間を休診としている。

 

 消防署オタモイ支署の20歳代男性職員の感染を確認。23日(日)に発熱・咽頭痛があり、24日(月)にPCCR検査を行い陽性が確定。最終出勤日21日(金)以降勤務がなく、業務中の市民との接触もなく、消防体制に支障はない。同支署では、15日(土)に1名の感染を公表している。

 

 また、財政部契約管財課の50歳代男性職員の同居家族が、17日(月)・18日(火)に陽性と判明し、濃厚接触者となったためPCR検査を実施し陰性を確認。21日(金)にも同居家族が陽性となり、23日(日)に発熱したため、再度PCR検査を実施し、24日(月)に陽性を確認。最終出勤日が14日(金)で、市民とも職員とも濃厚接触者はいない。

 

 また、発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計42,747名のうち陽性者1,824名。陽性者のうち入院中22名・宿泊療養施設12名・自宅・施設療養193名・宿泊療養等調整中22名、陰性確認済等1,519名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月25日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎1月25日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎1月25日消防署職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎1月25日財政部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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