小樽市内新型コロナ感染 新規陽性41名を確認

 小樽市(迫俊哉市長)は、1月28日(金)に、市内1,943〜1,983例目(道内84,271〜84,311例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者41名を確認したと、29日(土)15:00に発表。症状は軽症が37名で無症状4名、重症者はいない。

 

 本日の41名のうち33名は市内外の陽性患者と接触があり、依然として同居家族間の感染が多く、残り8名は感染経路不明。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大し新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としている。

 

 市内27例目クラスターの小樽市潮見台中学校は教職員5名・生徒17名で合計22名、市内28例目となるクラスター・市内建設関係事業所は7名、市内29例目クラスターとなる市立潮見台小学校は教職員2名・児童17名の合計19名、市内30例目クラスターとなる市立花園小学校は、教職員1名・児童16名の合計17名のまま、市内31例目のクラスターとなる市内医療機関においても増加なし。

 

 また、市内小学校1校で感染者を確認。1月29日(土)〜2月5日(土)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 保健所では、今後の病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 消防本部予防課の40歳代女性職員の同居家族が、25日(火)に陽性と判明し、27日(木)に咽頭痛・倦怠感があり、28日(金)PCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日が25日(火)で、来庁者や職員に濃厚接触者はいない。

 

 小樽市立病院では、40歳代の女性事務職員の同居家族が、27日(木)に濃厚接触者に該当し28日(金)に陽性が判明。本人もLAMP検査を実施し陽性を確認。最終出勤日は27日(木)で28日(金)は休務。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計44,001名のうち陽性者1,983名(再陽性者7名を含む)。陽性者のうち入院中17名・宿泊療養施設10名・自宅・施設療養243名・宿泊療養等調整中24名、陰性確認済等1,633名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎1月29日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎1月29日消防本部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎1月29日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

 ◎関連記事