小樽市内新型コロナ感染 増え続ける新規陽性者

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月1日(火)に、市内2,107〜2,159例目(道内94,981〜95,033例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者53名を確認したと、2日(水)15:00に発表。これまで公表した中で、過去最多となった。症状は軽症が48名で無症状5名、重症者はいない。

 

 本日の53名のうち32名は市内外の陽性患者と接触があり、残り21名は感染経路不明。家族間での感染も多いが、感染経路不明が増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内31例目の医療事業所のクラスターは、2月1日(火)いっぱいを以って収束したが、新たに、32例目となるクラスターが市内医療機関で発生。1月29日(土)〜2月2日(水)に職員2名と入院患者5名の陽性を確認。

 

 1日(火)に入院患者34名・職員35名の検査を行い、陰性を確認した。通常の外来診療を行っているが、新規入・退院を、当面の間休止するとしている。

 

 本日2日(水)、市内小学校4校で感染者を確認し、1校は2月2日(水)〜4日(金)の間、3校は2月2日(水)〜7日(月)の間、学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。現在、市内の学校で学級閉鎖となっているのは、小学校8校11学級・中学校2校2学級にも及んでいる。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計44,956名のうち陽性者2,159名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中29名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養271名・宿泊療養等調整中42名、陰性確認済等1,757名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎2月2日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月2日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎1月30日教育委員会職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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