過去最多の新規陽性65名 小樽市内新型コロナ感染

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月2日(水)に、市内2,160〜2,224例目(道内94,981〜95,033例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者65名を確認したと、3日(木)15:00に発表。昨日からさらに増え、これまで公表した中で過去最多となった。症状は軽症が58名で無症状7名、重症者はいない。

 

 本日の65名のうち36名は市内外の陽性患者と接触があり、残り29名は感染経路不明。家族間での感染も多いが、さらに感染経路不明が増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、入院患者1名が増え、職員2名と入院患者6名の合計8名に。29例目と30例目となる小学校のクラスターにまだ収束はない。

 

 本日3日(木)、市内小学校4校と中学校1校で感染者を確認し、小学校3校と中学校1校は2月3日(木)〜7日(月)の間、小学校1校は1学級が2月3日(木)〜7日(月)の間、2学級が2月3日(木)〜8日(火)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 本日3日まで、小学校10校・17学級と中学校3校・3学級が閉鎖。このうち小学校5学級が本日までの閉鎖。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計45,378名のうち陽性者2,224名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中34名・宿泊療養施設5名・自宅・施設療養301名・宿泊療養等調整中41名、陰性確認済等1,787名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎2月3日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月3日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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