小樽市内新型コロナ感染 新規陽性58名・クラスター2件

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月4日(金)に、市内2,275〜2,332例目(道内152,899〜105,956例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者58名を確認したと、5日(土)15:00に発表。症状は軽症が53名で無症状5名、重症者はいない。

 

 本日の58名のうち41名は市内外の陽性患者と接触があり、残り17名は感染経路不明。依然として家族間での感染も多く、さらに感染経路不明も増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、入院患者1名が増え、職員2名と入院患者7名の合計9名に。

 

 新たなクラスターとして、市内33例目の医療機関で、職員2名・入院患者6名の合計8名の感染を公表。4日(金)のほか、職員40名と入患者81名の検査をして、陰性を確認。外来診療は通常通り、新規の入退院は当面休止とした。

 

 市内障害者グループホームで34例目となるクラスターが発生。職員2名・入所者5名の7名が感染。4日(金)のほか、職員20名・入所者14名の検査をして陰性を確認。施設内で療養中の患者を、この後も陰性確認のために検査をする予定。

 

 本日5日、市内小学校2校・2学級で感染者を確認し、小学校1校は2月5日(土)〜9日(水)の間、もう1校は2月5日(土)〜10日(木)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 現在、小学校9校・15学級と中学校2校・2学級が閉鎖。このうち小学校1校・1学級が本日までの閉鎖。

 

 消防本部警防課の40歳代男性職員が、3日(木)に陽性判定を受けた同課職員の濃厚接触者となり、4日(金)にPCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日は2日(水)で、消防本部の消毒実施済み。

 

 同課職員等1名を濃厚接触者とし4日(金)に検体採取。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障なし。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計46,074名のうち陽性者2,332名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中40名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養336名・宿泊療養等調整中26名、陰性確認済等1,870名、死亡56名。

 

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 ◎2月5日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月5日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎2月5日消防本部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

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