収まらぬ感染 小樽市内新型コロナ新規陽性57名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月5日(土)に、市内2,333〜2,389例目(道内109,945〜110,001例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者57名を確認したと、6日(日)15:00に発表。症状は軽症が49名で無症状8名、重症者はいない。

 

 本日の57名のうち41名は市内外の陽性患者と接触があり、残り16名は感染経路不明。依然として家族間の感染の多さは変わらず、さらに感染経路不明も増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、入院患者1名が増え、職員2名・入院患者8名の合計10名に。市内33例目の医療機関では、入院患者2名が増え、職員2名・入院患者8名の合計10名に。

 

 34例目となる市内障害者グループホームでは、一度検査してから日にちが経って、症状が出てくる人がいたため、職員5名が増え、市外在住者を含む職員7名と入所者5名の12名となっている。

 

 市内30例目の潮見台小学校では、4日(金)にクラスター収束している。

 

 本日6日に、市内小学校2校・2学級で感染者を確認し、1校は2月6日(日)〜10日(木)の間、もう1校は2月6日(日)〜11日(金)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 現在、小学校9校・17学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で閉鎖解除のところはない。

 

 消防本部救急課の40歳代男性職員が、4日(金)の帰宅後に発熱し、5日(土)に抗原定性検査を実施し陽性を確認。最終出勤日は4日(金)で、消防本部の消毒実施済み。

 

 同課職員等2名を濃厚接触者とし7日(月)に検体採取する。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障なし。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計46,155名のうち陽性者2,389名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中42名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養364名・宿泊療養等調整中20名、陰性確認済等1,903名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎2月6日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月6日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎2月6日消防本部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

 ◎関連記事