小樽市内新型コロナ感染 新規陽性30名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月6日(日)に、市内2,390〜2,419例目(道内113,409〜113,438例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者30名を確認したと、7日(月)15:00に発表。症状は軽症が27名で無症状3名、重症者はいない。

 

 本日の30名のうち25名は市内外の陽性患者と接触があり、残り5名は感染経路不明。前日が日曜日のため、検査できなかった医療機関があり、検査が少なかった影響があるかもしれないが、依然として、家族間の感染の多さは変わらず増えている。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、入院患者1名が増え、職員2名・入院患者9名の合計11名に。市内33例目の医療機関では、職員1名・入院患者3名が増え、職員3名・入院患者11名の合計14名になった。

 

 34例目となる市内障害者グループホームでは、市外在住者を含む職員7名と入所者5名の12名のまま。

 

 本日7日に、市内小学校2校・2学級で感染者を確認し、2月7日(月)〜11日(金)の間、学級閉鎖の措置を取り、いずれの学校でも関係者については調査中。

 

 現在、小学校9校・19学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は、7小学校の9学級と1中学校の1学級。

 

 1週間の集計は、1月16日(日)〜22日(日)で190名、1月23日(日)〜29日(土)で245名、1月30日(日)〜2月5日(土)が、市外在住2名を含む349名の新規陽性者となり、先週よりも100名以上増えている。

 

 年代別では、10歳未満〜90歳に幅広く感染が広がり、10歳代が74名と一番多く、次いで10歳未満51名、40歳代にも45名と感染が多かった。保健所では、引き続き、感染対策の徹底を求めている。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計46,364名のうち陽性者2,419名(再陽性者9名を含む)。陽性者のうち入院中36名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養353名・宿泊療養等調整中19名、陰性確認済等1,947名、死亡56名。

 

 ◎小樽市新型コロナウイルス感染症情報(外部)

 ◎新型コロナウイルス感染症の市内発生状況(外部)

 ◎2月7日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月7日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

 ◎関連記事