新規陽性者30名 小樽市内新型コロナ感染状況

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月12日(土)に、市内2,748〜2,777例目(道内133,642〜133,671例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者30名を確認したと、13日(日)15:00に発表。症状は軽症が24名で無症状6名、重症者はいない。

 

 新規陽性者数が過去最高を更新し続けていたが、本日の30名は7日(月)以来で、感染者数の減少ではなく、医療機関が休みのため検査が少なかったことによるものと思われる。

 

 本日の感染者のうち、14名は市内外の陽性患者との接触があり、残り16名は感染経路不明。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関では、職員1名が増え、職員11名・入院患者22名の合計33名に。

 

 34例目となる市内障害者グループホームでは、市外在住者を含む職員8名と入所者5名の13名、35例目の通所介護事業所でも、職員9名・利用者15名の合計24名のまま。36例目の医療機関では、入院患者1名が増え、職員1名・入院患者9名の合計10名になった。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日13日に、市内小学校3校・3学級で感染者を確認。1小学校は15日(火)まで、2小学校は16日(水)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校8校・14学級と中学校3校・3学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は、3小学校・3学級と1中学校・1学級。

 

 消防本部予防課の30歳代男性職員が、10日(木)に咽頭痛があり、12日(土)に医療機関を受診してPCR検査を実施し陽性を確認。

 

 最終出勤日は10日(木)で、すでに消防本部の消毒実施済み。同課職員2名を濃厚接触者として、検査を実施予定。業務中の市民との接触はなく、消防体制に支障はない。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計47,902名のうち陽性者2,777名(再陽性者11名を含む)。陽性者のうち入院中49名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養413名・宿泊療養等調整中19名、陰性確認済等2,230名、死亡58名。

 

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 ◎2月13日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)

 ◎2月13日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎2月13日消防本部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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