小樽市内新型コロナ 新規陽性過去最多を更新

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月14日(月)に、市内2,836〜2,922例目(道内138,586〜138,672例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者87名を確認したと、15日(火)15:00に発表。症状は軽症が85名で無症状2名、重症者はいない。

 

 本日の85名のうち55名は市内外の陽性患者との接触があり、残り32名は感染経路不明。過去最多を更新した。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関では、職員2名・入院患者10名が増え、職員15名・入院患者33名の合計48名に。

 

 35例目の通所介護事業所では、職員11名・利用者15名の合計26名のまま。36例目の医療機関では、職員1名・入院患者2名が増え、職員2名・入院患者15名の合計17名になった。

 

 37例目の高齢者グループホームでは、利用者1名が増え、職員2名・利用者4名の合計6名となった。

 

 新たに、市内高齢者入居施設で38例目となるクラスターが発生。11日(金)〜14日(月)にかけ、職員1名・入居者4名の合計5名の感染を確認。職員34名・入居者74名の検査をして陰性を確認。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日15日に、市内小学校1校・1学級で感染者を確認。17日(木)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校7校・13学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は3小学校・3学級と1中学校・1学級。

 

 福祉保険部保険年金課の60歳代女性職員が、12日(土)に咽頭痛があり、13日(日)に発熱。14日(月)に医療機関を受診してPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は9日(水)で、職場や来庁者に濃厚接触者はいない。

 

 小樽市立病院では、40歳代女性看護師が、11日(金)に悪寒・発熱の症状が現れ、12日(土)に抗原定性検査を行い、陰性だったが出勤停止とした。14日(月)に停止解除のため、PCR検査を実施し陽性を確認。最終出勤日は9日(水)で、10日(木)以降は休務。

 

 15日(火)に関係する職員1名と患者2名の検査を行い、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施している。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計48,518名のうち陽性者2,922名(再陽性者11名を含む)。陽性者のうち入院中49名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養421名・宿泊療養等調整中58名、陰性確認済等2,326名、死亡60名。

 

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 ◎2月15日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)

 ◎2月15日福祉保険部職員の新型コロナウイルス感染について(外部)

 ◎2月15日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)

 ◎小樽市内の新型コロナウイルスの検査の現況(外部)

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