小樽市(迫俊哉市長)は、2月16日(水)に、市内2,986〜3,051例目(道内143,683〜143,748例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者66名を確認したと、17日(木)15:00に発表。症状は軽症が41名で無症状25名、重症者はいない。
本日の66名のうち57名は市内の陽性患者との接触で、クラスター関連の同居家族、残り9名は感染経路不明。16日(水)に50歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が61名に。
市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、職員2名・入院患者10名の合計12名のまま。市内33例目の医療機関も職員15名・入院患者33名の合計48名のまま。35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。
36例目の医療機関では入院患者23名が増え、職員4名・入院患者42名の合計46名になり、37例目の高齢者グループホームでも、職員1名・利用者1名が増え、職員3名・利用者5名の合計8名に。38例目となる高齢者入居施設のクラスターは職員1名・入居者4名の合計5名のまま。
市内通所介護事業所で、39例目となる新たなクラスターが発生。12日(土)〜17日(木)にかけ、職員3名・利用者3名の合計6名の感染を確認。職員11名・利用者57名を検査中で、16日(水)から事業休止に。
1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。
本日17日に、市内中学校1校・1学級と小学校1校・2学級で感染者を確認。各校とも21日(月)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。
現在、小学校3校・5学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は2小学校・3学級。
保健所健康増進課の60歳代男性職員が、15日(火)に咳があり、16日(水)に医療機関を受診し、PCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は15日(火)で、業務中の市民との接触はなく、濃厚接触の職員はいないが、低リスクの職員3名についてPCR検査を実施し、陰性を確認。保健所業務は、通常どおり実施している。
発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
小樽市における現検査状況は、累計49,171名のうち陽性者3,051名(再陽性者11名を含む)。陽性者のうち入院中52名・宿泊療養施設8名・自宅・施設療養477名・宿泊療養等調整中20名、陰性確認済等2,433名、死亡61名。
◎2月17日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎2月17日新型コロナウイルスに関連した集団感染の発生について(PDF)
◎2月17日保健所職員の新型コロナウイルス感染について(外部)
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