小樽市内新型コロナ 新規陽性38名・死亡1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月20日(日)に、市内3,236〜3,273例目(道内155,098〜155,135例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者38名を確認したと、21日(月)15:00に発表。

 

 昨日、日曜日は休診のため、検査をする医療機関が少なかったことによる減少。症状は軽症が31名で無症状7名、重症者はいない。19日(土)に90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が63名に。

 

 本日の38名のうち31名は市内の陽性患者との接触で、残り7名は感染経路不明。新たに再陽性者を2名確認し、これまでを合わせ14名に。

 

 市内32例目となる市内医療機関のクラスターは、本日いっぱいを以って収束となる。市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者35名の合計53名、35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では職員4名・入院患者42名の合計46名のまま。37例目の高齢者グループホームは職員1名・利用者1名が増え、職員7名・利用者11名の合計18名に。38例目となる高齢者入居施設のクラスターは職員1名・入居者4名の合計5名、39例目となる通所介護事業所は職員3名・利用者6名の合計9名のまま。

 

 40例目となる高齢者施設は職員1名が増え、職員3名・入所者3名の合計6名になり、41例目となる高齢者施設では職員3名(市外1名)・入所者4名が増え、職員5名・入所者12名の合計17名に。

 

 42例目となる医療機関では職員3名(市外1名)・入院患者5名の合計8名のまま。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日21日に、市内小学校1校・2学級で感染者を確認。23日(水)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校6校・11学級と中学校3校・3学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は4小学校・6学級と1中学校・1学級。

 

 こども未来部放課後児童課の50歳代女性職員の同居家族が、19日(土)に陽性となり、20日(日)に検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(金)。児童及び他の会計年度任用職員との接触状況を調査した結果、感染の可能性はなく、業務上、不特定多数の市民との接触はない。

 

 教育委員会学校給食センターの60歳代女性職員が、17日(木)夜に発熱と咳が出て、18日(金)に出勤停止。医療機関でPCR検査を行い、20日(日)に陽性を確認。執務室の消毒を実施し、給食調理委託者従業員や市民との接触なく、給食調理業務は通常どおり実施。

 

 総務部広報広聴課の50歳代女性職員の同居家族が18日(金)に陽性となり、夜に倦怠感の症状があり、20日(日)にPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(金)。業務上の市民との接触はなく、職場に濃厚接触者はいない。

 

 小樽市は、北海道が示す事業者向けリストアップに照らし合わせ、濃厚接触者かどうか判断している。

 

 2月13日(日)から19日(土)の1週間集計では、先週より3名少ない412名の新規陽性者で、年代別は、10歳未満の81名・と10歳代の52名が多く、その同居家族の40歳代の感染が見られ、保健所では「先週同様、広い世代に広がっている」と話ししている。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計50,047名のうち陽性者3,273名(再陽性者14名を含む)。陽性者のうち入院中40名・宿泊療養施設6名・自宅・施設療養509名・宿泊療養等調整中2名、陰性確認済等2,653名、死亡63名。

 

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