小樽市内新型コロナ感染 新規陽性68名・死亡1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月21日(月)に、市内3,274〜3,341例目(道内157,022〜157,089例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者68名を確認したと、22日(火)15:00に発表。

 

 症状は軽症が56名で無症状12名、重症者はいない。本日の68名のうち46名は市内の陽性患者との接触で、残り22名は感染経路不明。19日(土)に90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が64名に。

 

 市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者35名の合計53名、35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では、職員2名・入院患者2名が増え、職員6名・入院患者44名の合計50名に。37例目の高齢者グループホームは職員7名・利用者11名の合計18名のまま。38例目となる高齢者入居施設のクラスターは職員1名・入居者4名の合計5名のまま。39例目となる通所介護事業所は利用者2名が増え、職員3名・利用者8名の合計11名に。

 

 40例目となる高齢者施設は職員1名・入所者3名が増え、職員4名・入所者6名の合計10名になり、41例目となる高齢者施設では職員2名が増え、職員7名(市外1名)・入所者12名の合計19名に。

 

 42例目となる医療機関では、入院患者2名が増え、職員3名(市外1名)・入院患者7名の合計10名となった。

 

 また、21日(月)いっぱいで収束となる予定だった32例目の医療機関のクラスターは、感染者が入院患者だったり、施設の入所者が建物内に留まるため、最後の陽性者から10日経過後、その職場内の濃厚接触者について、1週間の経過観察を見るという規定を設け、収束を見送るとした。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日22日に、市内小学校3校・4学級で感染者を確認。各校とも23日(水)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校5校・9学級と中学校2校・2学級が閉鎖しているが、本日で解除予定は2小学校・3学級と2中学校・2学級。

 

 生活環境部青少年課の40歳代女性職員は、18日(金)に陽性が判明した別居親族と17日(木)に会食していたため、感染の可能性がある者に該当。

 

 20日(日)に発熱・頭痛・咳・倦怠感・悪寒の症状があり、21日(月)にPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(金)。職場や来庁者に感染の可能性がある者はなく、青少年課業務に支障はない。

 

 会計課の50歳代女性職員が19日(金)に咽頭痛と咳の症状があり、20日(日)に医療機関を受診しPCR検査を実施。21日(火)に陽性を確認。

 

 課内を消毒し、同課職員2名を濃厚接触者としてPCR検査を行う予定。業務中に市民との接触なく、会計課業務に支障はない。

 

 小樽市は、北海道が示す事業者向けリストアップに照らし合わせ、濃厚接触者かどうか判断している。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計50,283名のうち陽性者3,341名(再陽性者14名を含む)。陽性者のうち入院中41名・宿泊療養施設6名・自宅・施設療養490名・宿泊療養等調整中38名、陰性確認済等2,702名、死亡64名。

 

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