小樽市内新型コロナ感染 新規陽性40名・死亡2名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月23日(水)に、市内3,415〜3,454例目(道内161,456〜161,495例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者40名を確認したと、24日(木)15:00に発表。昨日が祝日だったため、市内医療機関での検査が少なかったことも関係している。

 

 症状は軽症が35名で無症状5名、重症者はいない。本日の40名のうち38名は市内の陽性患者との接触で、残り2名は感染経路不明。

 

 22日(火)に80歳代1名と90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が66名となった。もともと基礎疾患のあった高齢者が亡くなるケースが増えている。

 

 市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者35名の合計53名、35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では職員7名・入院患者47名の合計54名、37例目の高齢者グループホームは職員7名・利用者11名の合計18名、39例目となる通所介護事業所は職員3名・利用者8名の合計11名のまま。

 

 40例目となる高齢者施設は職員4名・入所者6名の合計10名のまま。41例目となる高齢者施設では、職員5名・入所者2名が増え、職員16名(市外1名)・入所者28名の合計44名に。

 

 42例目となる医療機関では、職員4名(市外1名)・入院患者8名の合計12名のまま。

 

 市内高齢者施設で43例目となる新たなクラスターが発生。職員1名(市外在住)・入所者6名の合計7名の感染を確認。接触の可能性のある職員18名・入所者36名の検査を行い、陰性を確認。

 

 38例目となる高齢者入居施設のクラスターは、24日(木)を以って収束となる見込み。

 

 保健所では、今後の収束について最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施する。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとしている。

 

 本日24日に、市内小学校1校・1学級で感染者を確認。27日(日)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 23日(水)に小学校6学級の学級閉鎖が解除され、中学校での閉鎖もなかったため、現在は、本日の小学校1校・1学級が閉鎖しているのみ。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計50,756名のうち陽性者3,454名(再陽性者14名を含む)。陽性者のうち入院中35名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養502名・宿泊療養等調整中14名、陰性確認済等2,833名、死亡66名。

 

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