小樽市内新型コロナ感染 新規陽性77名・死亡1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2月24日(木)に、市内3,455〜3,531例目(道内164,149〜164,225例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者77名を確認したと、25日(金)15:00に発表。24日(木)に90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が67名となった。

 

 症状は軽症が74名で無症状3名、重症者はいない。本日の77名のうち59名は市内の陽性患者との接触で、残り18名は感染経路不明。同居家族からの感染が多い傾向は変わらない。

 

 市内33例目の医療機関は入院患者2名が増え、職員18名・入院患者37名の合計55名に。35例目の通所介護事業所でも職員11名・利用者15名の合計26名のまま。

 

 36例目の医療機関では職員7名・入院患者47名の合計54名、37例目の高齢者グループホームは職員7名・利用者11名の合計18名、39例目となる通所介護事業所は職員3名・利用者8名の合計11名のまま。

 

 40例目となる高齢者施設は職員4名・入所者6名の合計10名のまま。41例目となる高齢者施設では、職員3名・入所者26名が増え、職員19名(市外1名)・入所者54名の合計73名に。

 

 42例目となる医療機関では入院患者2名が増え、職員4名(市外1名)・入院患者10名の合計14名に。43例目となる高齢者施設は職員1名(市外在住)・入所者6名の合計7名のまま。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 本日25日に、市内小学校3校・3学級と中学校1校・1学級で感染者を確認。27日(日)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校4校・4学級と中学校1校・1学級が閉鎖している。

 

 建設部都市計画課の30歳代男性職員が、22日(火)に咽頭痛の症状があり、24日(木)に医療機関を受診し、抗原定性検査を行い陽性を確認。最終勤務日は18日(金)で、職員と市民に濃厚接触者はなく、都市計画課業務に支障はない。

 

 小樽市立病院では、20歳代女性看護師と30歳代女性看護助手の陽性を確認。看護師に関しては検査の必要な関係者はなく、看護助手に関しては、同じ派遣会社職員5名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 20歳代女性看護師は、21日(月)に会った友人が22日(火)に陽性確定となり、23日(水)に咽頭痛・発熱の症状が現れ、24日(木)に抗原定性検査を行い陽性を確認。最終出勤日は20日(日)で、21日(月)以降は休務。

 

 30歳代女性看護助手は、24日(木)に同居家族の陽性が判明し、同日PCR検査を実施し陽性を確定。最終出勤日は22日(火)で、23日(水)以降は休務。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計51,060名のうち陽性者3,531名(再陽性者14名を含む)。陽性者のうち入院中33名・宿泊療養施設3名・自宅・施設療養536名・宿泊療養等調整中18名、陰性確認済等2,874名、死亡67名。

 

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