小樽市青少年スポーツ賞 西陵中日野森琥珀さん

 小樽市教育委員会(林秀樹教育長)は、2021(令和3)年度小樽市青少年スポーツ賞に、市立西陵中学校3年の日野森琥珀さん(15)を表彰した。

 

 同委員会は、3月18日(金)15:00から同校4階図書室で表彰式を行い、林教育長から表彰状と記念の盾が贈られ、「これからも一生懸命練習に励み、全国の舞台で活躍してもらいたい」と激励。

 

 2月に長野県野沢温泉スキー場で開かれた、2021(令和3)年度全国中学校体育大会第59回全国中学校スキー大会女子スペシャルジャンプに、全国各地から選手27名が出場。

 

 日野森さんの1回目は51.5mで、2回目の57.5mは、女子の部では一番の大ジャンプとなり、3位という自己最高の成績を収めた。

 

 小学1年生の時に、友だちの父親がジャンプのコーチで、一緒に見に行ったのがきっかけだった日野森さんは、「私が全国で3位を取れたのは、コロナ禍でも開催し応援してくれた皆さんのお陰。高校でもジャンプを続け、将来、ワールドカップやオリンピックで活躍できる選手になりたい」と抱負を語った。

 

 1984(昭和59)年5月、故沖津寅太郎・安子夫妻から同委員会に、青少年のスポ—ツ振興を図る資金に充ててほしいと寄附があり、沖津寅太郎・安子青少年スポ—ツ振興資金基金を創設。

 

 全国大会出場の助成の他、スポーツにおいて優れた成績を挙げ、学校生活でも他の模範となる児童・生徒にその栄誉を讃えるため、小樽市青少年スポーツ賞を授与している。

 

 2020(令和2)年度までの受賞者数は、13団体・125個人(小学生18名・中学生29名・高校生78名)

 

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