小樽市2022(令和4)年度人事異動 幹部職85名

 小樽市(迫俊哉市長)は、2022(令和4)年4月1日付けで行う人事異動を、3月23日(水)に発表。

 

 4年前から係長職以下も含め一斉異動が予定され、2022(令和4)年度の昇任者数と異動率(医師を除く)は、部長職6名・37.5%、次長職18名・54.5%、課長職61名・33.3%、係長職104名・28.1%、主任職・主事職299名・26.3%。全体では、昨年度より50名増の488名・28.0%

 

 人事異動の概要は、自治体デジタル・トランスフォーメーション推進体制の強化を図り、組織体制を見直すため、総務部にデジタル推進室を立ち上げた。

 

 教育委員会では、総合体育館の新築に向け、専任の職員を配置し、効率的・効果的に業務を遂行するために人員の配置を行った。

 

 主な変更点は、総務部で同デジタル推進室を立ち上げるほか、次長職である室長・主幹・主査それぞれ1名・計3名を増員した。

 

 産業港湾部では、専務理事として小樽観光協会に派遣し着任している観光振興室小樽観光協会担当次長について、今後、観光協会が目指す登録DMOの申請に必要な財務責任者はプロパー職員が担うため、これを廃止し、新たに係長職1名を増員し観光協会に派遣した。

 

 公設青果地方卸売市場の廃止に伴い同場長を廃止。主幹を新設し1名増員した。教育部は、総合体育館の新築に向けて担当主幹を新設し1名増員。

 

 学校給食センター栄養士主査が行っていたアレルギー対応業務や、給食センターにおける給食管理は、衛生指導業務を統括する栄養士主幹に振り替えた。

 

 女性登用(病院医師も含む全職種)について、2022(令和4)年度昇任の部長職はなく、次長職1名・課長職7名で、管理職に占める割合は、2021(令和3)年53名・19.8%、2022(令和4)年52名・18.9%。

 

 市では、2025(令和7)年度までに女性管理職25%を目標として、なるべく女性登用はしたいと考えるが、目標達成のためというよりも、管理職になるためには係長職になってから能力を見極めて決めたいとした。

 

 ◎2022人事異動一覧表(PDF)

 

 昇任した部長
 渡部一博氏 産業港湾部長
 安倍俊克氏 こども未来部長
 薄井洋仁氏 教育部長
 中村哲也氏 議会事務局長
 笹山貴史氏 水道局長
 鶴谷勝実氏 病院局小樽市立病院薬剤部長

 

渡部一博氏

安倍俊克氏

薄井洋仁氏

中村哲也氏

笹山貴史氏

 

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