小樽市(迫俊哉市長)は、3月28日(月)に、市内4,814〜4,839例目(道内217,585〜217,610例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者26名(市外1名)を確認したと、29日(火)15:00に発表。
症状は軽症が24名・無症状2名で重症者はいない。本日の26名のうち14名は市内の陽性患者との接触で、残り12名は感染経路不明。25日(金)に80歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が71名となった。
37例目の高齢者グループホームは職員11名・利用者12名の合計23名のまま。41例目となる高齢者施設は職員21名(市外1名)・入所者70名の合計91名のまま。
42例目となる医療機関は職員4名(市外1名)・入院患者26名の合計30名、43例目となる高齢者施設は職員6名(市外1名)・入所者53名の合計59名のまま。
46例目となる医療機関は職員37名(市外9名を含む)・入院患者14名の合計51名、48例目となる介護事業所は職員1名と利用者7名の合計8名のまま。
49例目となる高齢者施設は職員3名・入所者39名の合計42名、50例目となる介護事業所は職員2名と利用者9名の合計11名のまま。現在、クラスタ—関連に拡大も収束見込みもない。
1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。
小樽市立病院では、40歳代男性医師と40歳代女性看護師の陽性を確認。28日(月)に、関係する職員1名の検査を実施し陰性を確認。診療業務は通常通り実施。
40歳代男性医師は、24日(木)に同居家族の陽性が判明し、同院で検査を行い陰性を確認、以降は休務。28日(月)職場復帰のため、同院でLAMP検査を実施し、陽性を確認。最終出勤日は23日(水)で、24日(木)以降は休務。
40歳代女性看護師は、28日(月)に同居家族の陽性が判明し、同院でPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は25日(金)で、26日(土)以降は休務。
発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。
28日(月)に、市内で初のオミクロン株(BA.2系統)の確定事例が1件確認され、保健所では、「今後置き換わる可能性はある。さらに感染力が強いかもしれないと言われている」と話している。
小樽市における現検査状況は、累計57,647名のうち陽性者4,839名(再陽性者24名を含む)。陽性者のうち入院中18名・宿泊療養施設5名・自宅・施設療養170名・宿泊療養等調整中5名、陰性確認済等4,570名、死亡71名。
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◎3月29日新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(PDF)
◎3月29日小樽市立病院における新型コロナウイルス感染症患者の発生について(外部)
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