小樽商工会議所 15社合同新入社員入社式

 4月1日(金)15:00から、小樽商工会議所(山本秀明会頭)主催の2022(令和4)年度新入社員入社式が、小樽経済センター(稲穂2)7階ホールで開かれ、同所加盟15社の新入社員32名が緊張した面持ちで出席した。

 

 山本会頭をはじめ同所関係者、迫俊哉市長、小原久幸小樽公共職業安定所長、各事業主らが歓迎した。

 

 主催者を代表し山本会頭は、「これから社会人として生活する上で、プラス思考で前向きに物事を考え、一生懸命努力する、簡単にあきらめない忍耐力を付けるの3つを実行し、自分の人生は充実した人生になると思う」と激励。

 

 迫市長は、「人口減少が進む中、新入社員32名の皆さんが、小樽市の企業に就職先を決め、15事業所が多くの皆さんの採用を心から感謝し、市長として大変心強く感じている。皆さんが元気に仕事に取り組むと会社も元気になり、会社が元気になればまちも元気になる。皆さんの携わった業績や取り組みが、町の話題として聞こえてくることを期待する」と祝辞を述べた。

 

 入社1年目の大ワ大和水産株式会社・野並義章さんは、「期待に胸を膨らませている気持ち、未来の展望に向けて目標を描いているそのビジョン、そういったものを言葉にして、これからの活動の盾にしてもらいたい」と、激励の言葉を贈った。

 

 新入社員を代表して、西菱工業株式会社・藤山龍輝さんは、「新入社員が仕事において、信頼を築くことは簡単なことではない。私自身、野球で培った忍耐力・協調性・努力、また、これまでお世話になった方々に対する感謝を忘れず、信頼され仕事を任される社員に1日でもなれるよう努力したい。

 

 人口減少が続く小樽市にとって、私たちが希望の光となれるよう精進して参ります」と、決意の言葉を述べた。

 

 記念講演は、株式会社FM小樽放送局・村岡啓介チーフアナウンサーが、「社会人の心得」について語った。

 

 有限会社和田建総業に入社した井上波流音さんは、岩内から小樽に移住。今日から成年年齢が18歳に引き下げされ、「大人となった実感がないが、人の役に立てる仕事がしたい。今年は入社式で緊張しているが、来年は堂々とした大人になっていたい」と話した。

 

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