小樽市内新型コロナ感染状況 新規陽性再び1桁に

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月3日(日)に、市内4,966〜4,970例目(道内228,900〜228,904例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者5名を確認したと、4日(月)15:00に発表。

 

 症状は軽症が5名・無症状と重症者はいない。本日の5名のうち1名は市内の陽性患者との接触で、残り4名は感染経路不明。

 

 保健所では、「新規陽性者が少なかったのは、昨日が日曜日だったため、医療機関が休みで、検査していないためで、減少しているのかはこれだけでは分からない」とし、「依然、若い人の発症が多い。引き続き感染対策を続けること」と話している。

 

 3月27日(日)〜4月2日(土)の1週間集計は、市外1名を含む162名で、先週よりも12名少なった。

 

 41例目となる高齢者施設は職員21名(市外1名)・入所者70名の合計91名、43例目となる高齢者施設は職員7名(市外1名)・入所者53名の合計60名、48例目となる介護事業所は職員1名と利用者7名の合計8名、49例目となる高齢者施設は職員3名・入所者39名の合計42名、50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名のまま。クラスタ—関連では、新規も感染の拡大、収束見込みもない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 小樽市立病院では、20歳代女性看護師の陽性を確認。札幌市在住で、公表は札幌市。30日(水)に発熱と咽頭痛の症状があり、3日(日)に同院で抗原定性検査を行い陽性を確認。最終出勤日は29日(火)で、30日(水)以降は休務。3日(日)に、関係する職員2名と患者8名の検査を実施し陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)0:00から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計58,612名のうち陽性者4,970名(再陽性者27名を含む)。陽性者のうち入院中8名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養164名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等4,723名、死亡71名。

 

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