小樽市内新型コロナ感染 新規陽性11名確認

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月10日(日)に、市内5,212〜5,222例目(道内243,417〜243,427例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者11名を確認したと、11日(月)15:00に発表。

 

 症状は軽症が10名・無症状1名で重症者はいない。本日の11名のうち8名は市内の陽性患者との接触で、残り3名は感染経路不明。新規陽性者の数が少なかったのは、医療機関の検査数が少なかったことによるもの。

 

 4月3日(日)〜9日(土)の1週間集計では、先週の3月27日(日)〜4月2日(土)より74名増え、236名の陽性が確認された。10歳未満34名・10歳代59名・20歳代44名と、依然、若い人を中心とした発症が多い。

 

 41例目となる高齢者施設は職員21名(市外1名)・入所者70名の合計91名、49例目となる高齢者施設は職員3名・入所者39名の合計42名、50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名のまま、クラスター関連では、新規も増加も収束もない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 小樽市立病院では、40歳代女性看護師の陽性を確認。3月18日(金)・21(月)・28日(月)に同居家族の陽性が判明し、18日(金)にPCR検査を行い陰性を確認。4月10日(日)に職場復帰のため、同院でPCR検査を行い陽性が判明した。最終出勤日は3月17日(木)で、18日(金)以降は休務。検査を要する関係はなく、診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計59,892名のうち陽性者5,222名(再陽性者32名を含む)。陽性者のうち入院中13名・宿泊療養施設1名・自宅・施設療養261名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等4,876名、死亡71名。

 

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