小樽市内新型コロナ感染状況 新規陽性10名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月17日(日)に、市内5,578〜5,587例目(道内259,529〜259,538例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者10名を確認したと、18日(月)15:00に発表。

 

 症状は軽症が10名・無症状0名で重症者はいない。本日の10名のうち4名は市内の陽性患者との接触で、残り6名は感染経路不明。再陽性者もいない。感染者数が少なかったのは、休日で医療機関の検査数が少なかったことによるもの。

 

 10日(日)〜16日(土)の1週間集計では、369名の新規陽性者が確認され、先週の3日(日)〜9日(土)の236名よりかなり増えてる。

 

 これまでも高齢者は少なく、若い世代に多かったが、現在は10歳未満から50歳代まで感染者が広がっており、今後も感染対策の徹底を呼び掛けている。

 

 50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名、51例目となる医療機関は職員3名(市外在住2名)と入院患者2名のまま。クラスター関連は、新規・増加・収束はない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 小樽市立病院では、50歳代男性医師の陽性を確認。札幌在住のため同市公表分。16日(土)に同居家族に症状があり17日(日)に陽性が判明。同日、本人も同院でPCR検査を行い陰性を確認。12日(火)に職場復帰のため、同院でPCR検査を行い陽性が判明した。最終出勤日は17日(日)で、同居家族の陽性判明以降は休務。18日(月)に関係する職員6名と患者21名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計61,558名のうち陽性者5,587名(再陽性者48名を含む)。陽性者のうち入院中17名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養375名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等5,120名、死亡71名。

 

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