小樽市内新型コロナ感染状況 新規陽性37名、クラスター1件解除

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月19日(火)に、市内5,636〜5,672例目(道内263,362〜263,398例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者37名を確認したと、20日(水)15:00に発表。新たに再陽性者を1名確認し、これまでを合わせ50名に。

 

 症状は軽症が33名・無症状4名で重症者はいない。本日の37名のうち19名は市内の陽性患者との接触で、残り18名は感染経路不明。

 

 51例目となる医療機関は19日(火)いっぱいを以って収束。50例目となる介護事業所は職員2名と利用者11名の合計13名のまま。クラスター関連は、新規・増加はない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 本日20日は、学校での感染者はなく、中学校1校・1学級が閉鎖解除予定。

 

 水道局水質管理課の60歳代女性職員の感染を確認。15日(金)に同居家族に症状があり、18日(月)に医療機関を受診しPCR検査を行い陽性が判明。19日(火)に本人がPCR検査を行い陽性を確認。最終勤務日は18日(月)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 小樽市立病院では、30歳代女性看護師の陽性を確認。18日(月)に同居家族に症状があり、19日(火)に医療機関を受診しPCR検査を行い陽性が判明。同日に本人もPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は18日(月)で、19日(火)以降は休務。19日(火)に関係する患者3名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計62,077名のうち陽性者5,672名(再陽性者50名を含む)。陽性者のうち入院中13名・宿泊療養施設4名・自宅・施設療養347名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等5,237名、死亡71名。

 

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