小樽市内新型コロナ新規陽性51名・再陽性1名、BA.2系2例確認

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月20日(水)に、市内5,673〜5,724例目(道内266,420〜266,471例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者52名を確認したと、21日(木)15:00に発表。新たに再陽性者を1名確認し、これまでを合わせ51名に。

 

 症状は軽症が45名・無症状7名で重症者はいない。本日の52名のうち36名は市内の陽性患者との接触で、残り16名は感染経路不明。

 

 50例目となる介護事業所は20日(水)いっぱいを以って収束し、市内でのクラスター関連はなくなった。

 

 今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 (2)自宅療養者の健康観察については、25日(月)から小樽市健康観察フォローアップセンター(0570-050-134/平日・土日祝日9:00〜17:00)を開設し、これまで保健所が行っていた方法と変りなく、健康観察ツール「MY HER-SYS(マイハーシス)」への入力や同ツールによる自動架電のほか、電話による聞き取りも行う。

 

 本日21日に、小学校1校・1学級で感染者を確認。24日(日)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。現在、小学校1校・1学級が閉鎖中。

 

 消防署朝里出張所の30歳代男性職員の感染を確認。19日(火)に同居家族の陽性が判明。PCR検査を行い陽性を確認。最終勤務日は17日(日)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 20日(水)に、市内でオミクロン株(BA.2系統)の確定事例が2件確認され、合計4件に。

 

 小樽市における現検査状況は、累計62,308名のうち陽性者5,724名(再陽性者51名を含む)。陽性者のうち入院中14名・宿泊療養施設7名・自宅・施設療養339名・宿泊療養等調整中6名、陰性確認済等5,290名、死亡71名。

 

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