あおばと・かいよう安全運航祈願蔡 小樽観光振興公社

 

 

 株式会社小樽観光振興公社(西條文雪代表取締役)は、4月23日(土)から始まる、小樽海上観光船「あおばと」と小樽港内遊覧船「かいよう」の2022(令和4)年度の運航に先立ち、21日(木)10:30から観光船公共待合室(港町4小樽市産業港湾部港湾室内)で、運航安全祈願祭を執り行った。

 

 西條代表取締役、迫俊哉市長ら関係者20名が出席。水天宮(相生町3)の大小島平和宮司により海上安全の祝詞を挙げ、玉櫛拝礼を行い、今シーズンの安全運航を祈願した。

 

 小島萌子船長は、同宮司から安全祈願の札を受け取り安全運航を約束した。

 

 迫市長は、「観光船の運航が、今シーズン無事故無災害で、穏やかな天候に恵まれ、安定期な運航ができるよう祈念する。

 

 海上観光は、小樽ならではの時間消費型の大変重要な観光アクティビティ。第3号ふ頭では、大型クルーズ客船に向けた岸壁工事が行われ、その基部にあたるこの周辺は、にぎわいの空間、あるいは交流の空間を形成しようと官民で協議を進めている。

 

 この建物は解体され、緑地となりイベントなどを行い、建物が隣接するエリアには、港周辺で分散している遊覧船事業、観光船事業を集約するための船溜まりの整備をする。観光船事業のポテンシャルを上げ、行政としても民間と協力し、小樽全体として観光船事業の推進に努めたい」と挨拶。

 

 西條代表取締役は、「23日の土曜日から運航を開始し、安全で快適な海の観光を多くの方に提供できるよう、従業員ともども頑張っていきたい。天候に左右されるところだが、観光振興公社が生まれ変わり、さらに観光が元気になるよう努めたい」と述べた。

 

 その後、あおばとで赤岩周遊コースを体験運航した。今季の運航は4月23日(土)〜10月16日(日)。

 

 ◎小樽海上観光船(外部)