小樽市内新型コロナ 新規陽性33名・クラスター1件

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月23日(土)に、市内5,803〜5,835例目(道内275,182〜275,214例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者33名を確認したと、24日(日)15:00に発表。再陽性者はいない。

 

 症状は軽症が24名・無症状9名で重症者はいない。本日の33名のうち22名は市内の陽性患者との接触で、残り11名は感染経路不明。

 

 15日(金)に公表した51例目の医療機関以来、市内高齢者施設で52例目となる新たなクラスターが発生。22日(金)〜24日(日)に、職員5名と入所者4名の合計9名の患者の発生を公表。接触の可能性のある職員28名と入所者38名の検査を行い、全員の陰性を確認。

 

 現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 本日24日は学校での感染者はなく、小学校1校・1学級が閉鎖解除予定。

 

 小樽市立病院では、40歳代女性看護師の陽性を確認。23日(土)に同居家族に症状があり、同日、本人も同院でPCR検査を行い陽性を確認。最終出勤日は22日(金)で、以降は休務。23日(土)に関係する職員1名と患者8名の検査を実施し、全員の陰性を確認。診療業務は通常通り実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計62,756名のうち陽性者5,835名(再陽性者54名を含む)。陽性者のうち入院中19名・宿泊療養施設3名・自宅・施設療養288名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等5,454名、死亡71名。

 

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