小樽市内新型コロナ感染状況 新規陽性13名

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月24日(日)に、市内5,836〜5,848例目(道内277,815〜277,827例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者13名を確認したと、25日(月)15:00に発表。再陽性者はいない。

 

 症状は軽症が13名・無症状0名で重症者はいない。本日の13名のうち9名は市内の陽性患者との接触で、残り4名は感染経路不明。昨日、医療機関が休みだったため、検査数が少なく感染者数も少なかった。

 

 4月17日(日)〜23日(土)の1週間集計では、先週よりも120名減の249名(市外1名含む)だが、依然として若い世代の感染が多い傾向は変わらず、家庭内感染が一番多い。

 

 52例目となる高齢者施設は職員5名と入所者4名の合計9名のまま。クラスター関連の新規・増加・収束はない。

 

 現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 本日25日は小学校1校・1学級で感染者を確認。26日(火)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。現在、小学校1校・1学級が閉鎖中。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計62,837名のうち陽性者5,848名(再陽性者54名を含む)。陽性者のうち入院中18名・宿泊療養施設2名・自宅・施設療養266名・宿泊療養等調整中0名、陰性確認済等5,491名、死亡71名。

 

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