小樽市内新型コロナ 新規陽性40名、クラスター1件

 小樽市(迫俊哉市長)は、4月25日(月)に、市内5,849〜5,888例目(道内279,682〜279,721例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者40名を確認したと、26日(火)15:00に発表。再陽性者はいない。

 

 症状は軽症が39名・無症状1名で重症者はいない。本日の40名のうち23名は市内の陽性患者との接触で、残り17名は感染経路不明。

 

 52例目となる高齢者施設は職員1名が増え、職員6名と入所者4名の合計10名となった。クラスター関連の新規・収束はない。

 

 現在、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 保健所では、1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外としているが、4月から検査と健康観察について一部業務の変更を行うとした。

 

 (1)陽性者の同居家族で濃厚接触の無症状者については、22日(金)から、委託を受けた医療機関で検査を実施するとして、検査を希望する人が発熱者相談センター(0120-510-010/24時間対応)に相談し、検査可能な医療機関を確認し、各自で医療機関に検査を申込む。症状のある人は、これまで同様にかかりつけ医、または相談センターへ連絡を入れる。

 

 本日26日は小学校1校・1学級で感染者を確認。27日(水)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。現在、小学校1校・1学級が閉鎖中で、小学校1校・1学級が解除予定。

 

 水道局水道事業課の20歳代男性職員の感染を確認。23日(土)に喉の痛み・発熱の症状があり、25日(月)に医療機関を受診し、抗原検査を行い陽性が判明。最終勤務日は発症1日前の22日(金)で以降休務。職場や来庁者に濃厚接触者はないと判断し、通常通り業務を実施。

 

 発熱やせきなどの症状がある人で、かかりつけ医がいない場合の小樽市発熱者相談センターは、4月1日(金)から無料でかけられるフリーダイヤル(0120-510-010・24時間対応)となる。

 

 小樽市における現検査状況は、累計63,047名のうち陽性者5,888名(再陽性者54名を含む)。陽性者のうち入院中15名・宿泊療養施設1名・自宅・施設療養273名・宿泊療養等調整中6名、陰性確認済等5,522名、死亡71名。

 

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